事業を行っていると「いつから税理士を頼めばよいのだろうか?」と疑問に感じることがあるかもしれません。

いつから税理士を頼めばよい?

事業を始めようとしている人、事業を始めて間もない人から

・いつから税理士を頼めばよいのだろうか?
・どれくらいの規模になったら税理士を頼めばよいのだろうか?

と聞かれることがあります。

税理士としての立場からだと、
今すぐです!
と言いたくなるところですが(笑)。

ちなみに、個人事業であれ法人であれ、税理士に依頼せずに、経営者自身や自社内で対応することも可能です(やろうと思えば)。

ただ実際のところ、法人の場合には、
なんだかんだ、結局は税理士に頼もうか?
というケースが多いかとは思いますが。

疑問に感じた時こそが「頼み時」?少なくとも検討すべきタイミング!

税理士に依頼するメリットは

・よく分からないことをやってもらえる。
・税金のところで損をしたくない。
・余計なところに時間を割かずに、本業に集中できる

ということがあるかと思います。

とは言え、
・自分でやれる!
・自分でやりたい!
・お金をかけたくない!
など、ご自身の希望や優先順位もあるので、あまり周囲がどうこう言うこともできませんが。

では、どうなったら税理士に依頼することを検討するのがよいでしょうか。

私自身としては、

・どうなったら税理士に依頼するのがよいのだろうか?

と感じたときが、「頼み時」なのではないかと考えています。

どうなったら税理士に依頼するのがよいか?
と疑問に感じたということは、なんらかのきっかけがあったはずです。

・税金でよく分からないことがある。
・本業が忙しくなってきて手が回らない。
・周囲を見渡すと、自力でやっている人が少ない。
・税金で損をしていないか、不安がある。
などなど。

ただでさえ、なかなか分かりくい税金のこと。

自力でやってきたけど、そろそろ厳しくなってきたかな・・・という状態だと思います。

そのような状況で、さらに本業に集中していくには、
「手間がかかるところ(税理士に依頼できる部分)は外に任せてしまう。」
のが得策ではないでしょうか。

少なくとも、税理士を頼むかどうか、きちんと検討すべきタイミングではあると考えています。

顧問契約ではなく、まずは単発相談でも

税理士に依頼するという場合、イメージするのは「月額〇〇円」という税務顧問契約になると思います。

一般的には
・月額1万円なら年間12万円でプラス確定申告の費用
・月額5万円なら年間60万円でプラス確定申告の費用
・月額10万円なら年間120万円でプラス確定申告の費用
というような形態になります。

このように年間費用が数10万円〜100万円以上かかってしまうと考えると、

ちょっと負担が大きすぎる!?

なんて感じることがあるかもしれません。

ただ、冷静に考えてみると、月額5万円の負担というのは、
・時給1,000円のアルバイト社員
・1日5時間勤務
・週に2〜3日出勤(月10日間)
のアルバイト代と同じということです。

もちろん決して安くはないですが、
・経営者自身がそこに時間を割くのがよいか?
・時間をお金で買い、専門家に任せてしまうのがよいか?
という価値観、考え方の問題になるかと思います。

また、それでもなんとなく顧問契約の負担が重い場合、単発で相談してみるというのもアリです。

基本的には自力、自社で処理するものの

・ちょっと不安なところがある。
・損をしていないか気になるところがある。
・安心のためにも確認しておきたい。

という場合には、個別での単発相談で解決できることもあります。

「年間で契約するほどの必要性は感じないけど、相談したいことがある。」
というような場合であれば、そんなサービスを利用してみてもよいかもしれません。

そこである程度の仕組みを作って、あとは自社で業務を進める。
ということも可能になりますので。

単発での相談、電話での相談など、

必要な時に必要なだけ

のサービス利用を考えてみるのもよいのではないかと思っています。

https://www.shiono-zei-blog.com/myself-cooperation-merit/


【編集後記】

この週末、土曜日にゴルフの予定がありましたが、早朝?(深夜2時ころ)から痛風による足の痛みが出てしまい、結局ドタキャンすることに。。
薬を飲み始めると痛みが出ることがある、とはネット上でも書かれていますが、よりによってこんなタイミングで出なくても。。。

【昨日の1日1新】
「1日1新」とは→詳細はこちら

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